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前回の続き。昨年11月に実施したJCW2回目の定期点検時、車体側プログラムバージョンが上がってしまったため、全部リセットされてしまうという出来事が発生。

その際に知ったのが…CODE PHANTOM CCはずーっと使えるわけではなかった、という点。
具体的には、CP購入から1年以内は車体側バージョンアップがあっても無償対応。しかしそれ以降は3,000円/1年間の有償アップグレードとなってしまうとのこと。今回のようなシチュエーションの場合、3,000円払わない限りは再びコーディングを実施することが出来ない、というオチ。
※補足しますが、車両側のバージョンが上がらない限りはCPのアップグレードは不要。恐らくは今回の3,000円有償アップグレードを実施した後、車両バージョンが上がらなければずっと使える(はず。未確認。)

3,000円はべらぼうに高い金額ではないですが、最近のクルマは不具合があれば→バージョンアップ、という対処が多く、その都度3,000円支払うのもなぁ・・・と思っていたところ、コレを発見!
BimmerCodeです。iPhone Appでコーディングできる、という点はCPと同様ですが、違いとしては、
◇メリット
・導入コストが安い
・ドングルさえ買えば何台でもコーディング可能
・基本的な項目は既にプリセットがあるが、それ以外の項目も編集可能(Expert Mode)
・App内購入にてコーディング機能を有効化すれば、車体バージョンが上がっても永続的に利用可能
◇デメリット
・英語環境(でしたがAppのアップデートで日本語表記に!)
・画面構成が多少複雑

総じて、今からDIYコーディングをしようとお考えの方はCPよりもBCのほうがオススメです。(我が家の場合、更なる出費で・・・)

ちなみに購入したドングルは↓コレ



最後に、BimmerCode導入に伴い追加コーディングしたものを触れておきます。

■BCで追加コーディングしたもの
・Active Sound Design機能のキャンセル
・警告音の変更(MINI→BMW i)
・ドライビングモードの設定記憶
・エンジン始動中のロック動作時ホーン吹聴の解除

この中で特筆すべきは、ASDのキャンセルでしょうか。以前の記事にも書いたとおり、擬似エンジン音を殺すとかなり静かになりますが、これを実施することにより、静かに速く、マフラーの音がよく聞こえるSport Modeの完成(笑)
粛々とパワフルに走る様は『雰囲気より実益』な感じが満載で非常に気に入っているのですが、あまりに静かでシフトタイミングを計りづらいクルマになってしまいました…笑

ドライビングモードメモリはEcoモード・Sportモードを選んだ状態でOFFにしても次回またその設定が維持されるもの。いちいち設定し直さなくて良いのでありがたい。
ホーン吹聴解除については、鍵をポケットに入れていた際、誤ってロックボタン押してしまったようで、突然ホーンが2度吹聴!それが何回かあって都度ヒヤっとするので解除しておきました(この機能、恐らく車体バージョンが上がった際に搭載された気がする)

両方とも地味ですが、個人的にはかなり役立っています。