Exiga
Demio
個人的なネタは最近あんまり触れていませんが、現在の職業は…クルマで1日あたりおよそ300km、比によってはその倍以上の距離を走り回るような仕事をしております、ってのは先日の記事でちょっとだけ触れました。メインは高速道路移動ではありますが、北海道の片田舎が商売エリアなため、当然のことながら、山道峠道も走り回ります。

で、ありがたい?ことに、現在勤務している会社では『社用車』が用意されておらず、クルマが必要な都度、法人契約でレンタカーを乗り回すという、クルマ好きにはなかなか『ありがたい』仕事に就いております。…ってホントはそんなに甘い話じゃなく、契約したレンタカー会社(O社・T社)の関係で、ずーっと毎回カローラアクシオに乗っていた訳ですが。

で、最近、諸事情で既存契約のレンタカー会社以外に『ニッポンレンタカー』と契約することに。何が嬉しいかって、ニッポンレンタカー北海道さんは個人的最悪最低車のカローラ保有率が低く、その代わり、スバル車が多数用意されているということです。特に一番使用するクラスはインプレッサスポーツのEyeSightつき。このクルマに切り替わってからは、本当に移動が楽になりまして。

なかなか記事にしてきませんでしたが、ここ数年で借りてみたクルマとしては、こんな感じ。
・スバル インプレッサ(スポーツ、G4)
・スバル XVハイブリッド
・スバル レヴォーグ
・スバル レガシィアウトバック
・スバル フォレスター
・スバル クロスオーバー7(エクシーガ)
スバルばっかりw…おそらく、こんだけの種類のスバル車を乗り回しているのは、スバル関係者ぐらいだろう、と思う位でございまして。それ以外にも、クラス順に
・マツダ デミオD
・トヨタ アクア
・日産 ノートe-Power
・ホンダ フィットHV
・ホンダ ヴェゼルHV
・トヨタ プリウス
・トヨタ クラウン、マークX
・トヨタ サクシード(※完全に趣味本位で借りた)
などなど。基本はB〜Cセグ車がメインなのですが、たまーにレンタカー会社の好意?で高級車が回ってきます。が、訪問先の顧客からは評判がめちゃ悪いというおまけつきwほぼ全車、1回の走行距離は前述のとおり300km以上はしっかり走り込んで来ますので、それなりに良さ悪さが判ってきます。

最近乗り回しているクルマの中で、なかなか気に入ってるのをささっと書き連ねてみます。
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■スバル インプレッサスポーツ/G4
今年より新型が導入。旧型も国産同クラスの中では非常に出来がよい割に価格が安いイイクルマ、という好印象具合だったのですが、新型は驚くぐらいに良い出来。外観は安定のスバルクオリティ(なんとなくちょっとダサイ)ですが、内装のクオリティや静粛性、足回りの設えはもの凄いレベルアップ。普段乗り回す1.6L仕様はそこまでパワフルではありませんが、高速移動でも山道走行でも必要十分。んでもって燃費もそこそこ。足クルマにはこれが一番だなぁ〜と納得させられるものがあります。
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されとて、世界一?のハッチバック車『VW Golf』と比べちゃったら、まぁねぇ…というところではありますが、これに搭載されている最新型EyeSightは他メーカーの同等装備と比較すると、もはや雲泥の差。というより、安心感が段違い。特にACCは非常に優秀で、自然な加減速は当たり前、誤認識がほとんど起きずヒヤッとした場面はほぼない、と言っても過言ではありません。最新型はアクティブレーンキープも装備され、安心感も、快適性も非常に高レベルに。もう、EyeSightがついてるだけで、他の欠点を補って余りあるクルマと言って差し支えありません。実際のところ、社内でもインプレッサの人気はダントツで、これに乗った職員は口を揃えて『もうカローラ乗れないわ』と言ってしまう始末。。。カローラがんばれ。いや、がんばんなくてもいいか。
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ちなみに、ちょっと気になる事象がひとつ。1.6L仕様に組み合わされているCVT制御があまりよろしくないのか、強めの加速時に息継ぎをするかのような挙動を見せることがあります。おそらくは煮詰め不足によるものかと思いますので、年次改良をきっちりやると噂のスバルさんならそのうちアラ潰しすることでしょう。
LEVORG
LEVORG
■スバル レヴォーグ
上記のインプレッサに比べると一世代前の商品ではあるものの、こちらのデキもなかなか。初期型はやたらと足回りがカタい印象でしたが、年次改良が進むにつれ、快適性が増していくのがはっきりと実感できます。というかイヤーモデルの違いまでしっかり認識できるほど乗ってるってのも、ねぇw同世代の(旧型)インプレッサと比較すると、装備レベルが一段階引き上げられているだけでなく、遮音性も一段階引き上げられているので、これまた長距離の疲労感はほぼない、と言っても過言ではありません。

レヴォーグに搭載されている1.6Lターボエンジンはスペック上170馬力しかありませんが、実際乗ってみると『これホントにレギュラー仕様なの?』と聞いちゃいたくなる位パワー感があります。クルマ好きな人はあまり好まないCVTが組み合わされているものの、その動作はまるで段付きATのような動作をするところも、なかなか面白いポイントではないでしょうか。前述の新型インプレッサより、こちらのほうがその点は好印象だったりします。ただ、何点か『気に入らない』ポイントもありまして、例えば未だにボンネットに鎮座する『ポスト投函口』だったり、下級モデル(=旧型インプレッサ)とあまり代わり映えのしない内装だったり。

レンタカーとして導入されているモデルはEyeSightに加えアドバンスドセーフティPKGが装備。これが付いている仕様だと、ブラインドスポット警告やバック時の接近警報、オートハイビームが追加され、ほぼ安全無双。
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■ホンダ ヴェゼルHV

ベースとなったフィットHVはリコール祭りになり『ある意味』有名な1台となってしまいましたが、こちらは後発だっただけに、完成度はそれなり。ホンダ車にしては、内装のデキも意外とよくできています。評判があまりよろしくない7速DCTも、レンタカーで乗り回す限りは不満なし。でも街乗りだとちょっとギクシャクする…かな…?

ボディの造りはこれまた『ホンダ車にしては』非常に堅牢感があり尚良し。足回りの設えも、これまたちょうど良いレベルでのカタさ感。燃費も体躯の割には15km/Lを割り込むことがないのは非常に優秀なところ。欠点らしい欠点はあまりないのですが、唯一の欠点としては、エアコンパネルが静電タッチパネルのため誤操作しやすいことでしょうか。

ちなみに最近導入されている仕様はHonda Sensing付きに進化。ただ、EyeSightに比較すると、ACCのデキがいまいちなのがこれまた残念。前走車がいた場合の減速は、EyeSightがなだらかにスピードを合わせていくのに対し、こちらは『ダイナミックに』ブレーキをかけて合わせるタイプ。しかもそれが唐突に来るので、あまり快適とは言えない走行になってしまうのが残念なところ。そのうち改良されるのでしょうけど、この辺はスバルが先行しすぎている、と考えるようにしています。。。
NOTE
■(番外編)日産 ノートe-Power

イイクルマ、ではありませんでした。。。が、電気自動車に乗ってる!感はまぁまぁあったかなぁ。すごく注目度が高いクルマなのはわかりますが、ベースのノートがいまいち。以上終わり。

と、色々と乗り回していますが、次回は、ここ数年乗ったレンタカーの中で段違いに良かった1台を紹介したいと思います。