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前回の続き。

色々と思うこともありましたが…ディーラーで作業してもらってきました。交換に要した時間は約6時間。ずいぶん時間かかったなぁ〜とも思いますが、単に工場が混み合っていただけであって『ボルト腐って抜けねぇ!』みたいな難工事ではなかったみたいなので、ま、いっか。

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今回交換するのが↑コレ。MU前COOPER S標準のスポーツサスペンション・PLUSです。多少汚れてはいるものの、ほぼ使用していないという極上モノ。数年前にreal directionさんで捨てられる予定だったものをもらってきたものです。ホントはMy MINIについてたサス(スポーツサスペンション)を取り付ければイイって話なんですが…川崎の家引き払うときに処分しちゃったので手元にないんですわw

サスそのものの話は後に回して、装着前に気になったことがひとつ。今回装着するフロントサスのアッパーマウントが旧型なんですよね。。。以前、Aragosta Eを装着した直後にアッパーマウントが破断し→新品のアッパーをオーダーしたら対策品が入ってきたって経緯はこの記事で触れましたが、コレ、まさにその対策が入る前のタイプ。こりゃ気をつけて経過観察しないとまた破けるぞ。。。というか、そんなに気になるなら今回一緒に交換すりゃ良かっただろ!って話なんですが、これは後に『何か考えてる』からそのままにしました。

さて、本題。交換後の印象ですが…あれ?純正ってこんなに乗り心地良かったか?と思うぐらいイイ。でも実際のところ、単に今まで装着していたAragostaがあまりにカリカリバネレートな仕様+劣化でダンパー抜けしてるよーな状態だったから…評判が悪いスポーツサスPLUSでさえ『乗り心地がよい』と思えるだけかと思います。。。でも実際、17インチSスポーク+Pirelli Eufori@+COOPER標準サスのときよりはイイ乗り心地に感じるのは気のせいじゃない。やはりタイヤとホイールが軽量なのが効果アリなんでしょうね。今まで『内臓が口から出てくるんじゃねぇか?』と思うぐらいドカーンと突き上げられていた道路の大きな段差は…ちゃんとトタトタと乗り越えてくれるようになりました。それから極低速域での路面荒れによる細かい振動も軽減。これは減衰がちゃんと効いているからですね。総じて、車体垂直方向の乗り心地に関してはかなりよくなりました。

ただ、ローリング(進行方向に対して左右方向の動き)はあまり軽減されず。これはちょっと残念。これはサスだけの問題じゃなく、各種マウント類を交換した影響があるのかもしれないですし。車体の設計上厳しい部分もあるかと。あと、発進直後から20〜30km/hの乗り心地は相変わらずあんまり良くない。速度上げると問題ないんだけどなぁ。チンタラ走るクルマじゃねぇってことか?w

意外?だったのが、ハンドリング。キビキビさは多少薄れてしまいましたが十分許容範囲。試しに札幌のターンパイク(私が勝手に名付けたw)手稲山で走ってみると…一切破綻せず。なんだコレで十分じゃねぇかwこれがもっと高速域だと色々と不満出てくるはずですが、少なくとも制限速度+αの部分では問題なし。でもやっぱり、交差点で曲がるときも、ちょっとしたカーブ曲がるときも、今までの『精密過ぎる切れ味』がなくなったのは物足りなく感じる部分でもあります。

個人的には結局ノーマルに戻してガッカリするんだろーなと思っていたのが、以外とイケることを知ったという。コレが今一番妥当な落としどころに感じています。ただ、もっと乗り心地・ハンドリング両方とも欲張れるサスキットは絶対に存在すると思ってますので、今後いつかまた新しいことにチャレンジしようかと。

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今回の一番の収穫…?

車高、高ぇーーーーーーーー!!!

こりゃカッコ悪いわw『車高の低さは知能の低さ』なんて言うけどこれはちょっと高すぎるよね。ホイールが小さく見えるなぁ。。。