純正スピーカー

皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

現在ワタクシは実家に帰省中。『寄生虫』と書いた方が正しいかもしれないwということは、久々にMINIに乗りまくっております。いやぁ〜やっぱりMINIの運転は楽しくてしかたがありませんね!ずっと気にしているミッションの引っかかりは改善することも悪化することもなく、以前のまま。スタッドレスタイヤは5シーズン目なので予想通り完全にクソ。変わったところといえば…愛用のレーダー探知機、セルスターSKY-235GRのバッテリーが完全に死んでることぐらいでした。。。換えバッテリー買うぐらいなら新しいの買っちゃった方が安いか?

まぁそんな安全運転していればどーでもイイレーダーの話は置いておいて…先日の記事に書いたスピーカー。大晦日にやっとヒマな時間が出来たので取り付けてみました。今回は珍しく、作業写真を交えながらの記事でございます。

内張りBefore
内張りAfter

初期型MINIの内張り外しは非常に楽。なぜならば、ドア部にパワーウィンドウスイッチなどがないからです。ホントに拍子抜けするぐらい簡単。もう目つぶってても内張り脱着できる某国産ミニバンよりも簡単でした。心配だったクリップも、意外に丈夫で破損なし。下調べのときは『強度ないからバッキバキ折れる』って結果だったんだけど。ちなみに脱着所要時間は丁寧にやっても約5分。慣れた人ならわずか数分でイケるかと。簡単に手順を示せば、(1)内側ドアハンドル・ツイーター部の化粧パネルを外す→(2)赤(Sは白)の反射板を取る→(3)4カ所のトルクスT-30ネジを外す→(4)内張り剥がしヘラを用い下の方からクリップを外す→(5)最後に内張りを手前に引っ張り上部の固定クリップを外す、という行程。

ところで…MINIのドア内部。前々から噂に聞いていたけど…オーディオマニアには絶対NGだろーねコレ。馬鹿デカイサービスホールがなにもかも台無しにしてくれちゃってます。ここ塞げばかなりの音質向上に繋がりそうだけど、それやっちゃうとドア内部へのアクセス性がゼロになります。そうなると今度はMINIの弱点であるパワーウィンドウがぶっ壊れた際に困ること確実。私はさすがにそこまで気合入れられないです。。。驚きなのが、防水処理のためのビニール類が一切なかったことと、ドア内張りに貼り付けられている遮音材もそれほど多くなかったことです。それでもこんなに重厚なドアに感じるのは…やっぱり鉄板が厚くて丈夫ということなんでしょうかね。

純正ツイーター
純正スピーカー

さて、純正のスピーカーはこんな感じ。ツイーターは意外とサイズが大きいモノが使われており、手に持った感じもそれなりに重量があるのであまり安っぽさは感じません。音はそんなに良くないけど。一方、純正ウーファーの方は安っぽさが全開。まず、コーン紙の薄さが半端無いですwホントにペラッペラ。更に、バッフル一体形状になっているのですが、こちらも薄くて軽いプラスチック製。まぁ…純正スピーカーはこれぐらいのレベルなのはわかっていたけど。。。スピーカー自体の重量も軽く、安さがにじみ出ているように感じます。どこ製のモノなのかはわかりませんでした。Goodmans製?

AODEA 2295
日産汎用T型

さてココからが今回のネタの注目ポイント。
MINIにBOSE 1070を装着するには、バッフルと変換ケーブルが必要になります。前者は社外品スピーカー取り付けには必需品なのでご存じの方も多いはず。後者はエレクトロタップや自作ケーブル等を使用すれば必要のないんですが…以前書いたとおり純正配線に傷ひとつつけたくなかったのでわざわざ購入しました。バッフルはエーモン・AODEA製ホンダ用16cmバッフル『2295』、ケーブルが日産車向け汎用ケーブル(T型)です。どちらも近所のカー用品店で買えました。バッフルの方はまるでMINI専用設計かと思うぐらいにネジ穴がピッタリ合います。ケーブルの方も問題なし。ホンダに日産…MINIってワールドワイドだね!(違

さて、2295を使用するにあたり、面倒なことがひとつあります。それは、スピーカー取り付けのための穴が用意されていないことです。これは、様々なメーカーのスピーカーを取り付けられるように汎用設計されている証拠なのですが…こちらとしてはちょっと面倒。せめてガイド穴ぐらい開けておいてくれればいいのにと思ったり。一番最良なやり方はバッフルに鬼目ナットを打ち込む方法なんですけど…私はどーせ今後他のスピーカーに換えることはないだろうと思い、電動ドリルでネジをぶち込みました。お陰でバッフルとスピーカーがガッチリ一体化。…この方法はオススメしませんがw

BOSE 1070 + バッフル
BOSE 1070ツイーター

そのガッチリ一体化させた様子が↑コレ。でも裏側からの写真だからよくわかんねぇというオチ。ボディに触れる部分にはバッフルに付属してくる防音テープを貼ります。これがあるのとないのとではかなりの差が出る『らしい』です。実際に比べてみたことないので詳しくはわかりませんwツイーターの方はMINIに装着するに当たりかなりの加工を施しました。本来コイツはドーム型になっていて、ダッシュボード上部等に設置するタイプでした。そのままの状態でドア内部にインストールするのはサイズ的に不可能ですし、ダッシュボード上に鎮座させるのもなんか気に入らないので…今回、完全に分解wドーム部は当然のこと、ツイーターネットも外し、ツイーター本体部だけを使用しました。ネットはツイーター本体にガッチリ接着されていたので、ペンチを使って破壊しながら除去。ここまでやっちゃうと、もう後戻りはできない。

ツィーター

そこまでやったのが、↑コレです。ちなみに、当初の予定ではツイーター部への配線は純正配線を使おうと思っていたんですが、どーも独自仕様なのか、PC内部の音声ケーブルのように変なコネクタ形状だったため…結局ドナーとなった某国産ミニバンで使用していた1070付属の配線を流用しました。配線のしかたも、純正ツイーターケーブルはそのまま残し、それにBOSEケーブルをくくりつける方法で施工。長さが非常にあるケーブルなので、余った分はドア内部でたるませることに。パワーウィンドウの動作に支障をきたさないように設置しました。


さて、作業終了後は…緊張の初リスニング。

最初は『アレ?なんか…あんまり良くなってねーぞ?』と思ったんですが…よくよく考えたら、今までの純正スピーカーの特性にあわせてヘッドユニットを調整していたことに気がつく。ダサイ。で、ヘッドユニットのイコライザ等を元に戻して聞いてみると…あーーーーーーーーーーーらこれがすんげえイイ音!今まではリアスピーカーのズンドコ低音が目立つ環境だったのが、今度はちゃんとフロントウーファー部の低音も冴えるようになり、ツイーター部の発音がよくなったことで高音もストレスを感じない目立ち方をしてくれるようになりました。特に一番イイなぁと感じることができたのが、今までの環境では聞こえてこなかった音がちゃんと聞こえてくるようになったことです。こらすんげぇイイ。さっさと換えりゃよかった。。。

作業自体は器用な方でなくても丁寧にやれば非常に簡単ですから、是非興味がある方はご自分の好みにあったスピーカーを選び、交換してみると面白いでしょう。