フランクフルトショー・MINIブースのもうひとつの目玉、新型John Cooper Challenge車両でございます。以前公開された写真の仕様のままですが、細かい部分もわかってきたのであたらめて報告。
外装はJCWエアロを纏っているのですが、よーく見ると、別物でした。フロントはリップ形状が大きく張り出すスタイル、リアもマフラー周りがディフューザー形状になっています。空力を考えたスタイルになっているんですね。さすがはレース専用車。また、以前の写真ではわからなかったブレーキですが、上の拡大写真を見るとAP Racingのモノが使われていることがわかります。スリット形状がユニークです。
意外と大クラッシュが多いMINI Challenge。当然、乗員を守るためにもの凄いロールケージが組まれています。それにしても、このロールケージはすごい。こんなにいるのか?ってぐらいイカツイですね。剛性の鬼。こんだけ固めたらさぞかしもの凄い乗り味だろうね。内装はダッシュボードとセンターコンソール部分だけ残され、その他はアンダーコートも含め見事に除去されているのも注目です。ここまでやればかなり軽量化されてるだろうね。
その他レース用装備パーツは、標準JCWチューニングキットに加え、
・7.5×17 BORBET製アルミホイール&Dunlop スリックタイヤorレインタイヤ
・調整式JCWフロントストラットブレースバー
・調整式JCWリアウィング
・エアジャッキ&コンプレッサーシリンダー
・レースメーター(ファステストラップタイム・水温・レブカウンタ・シフトタイミングランプ等)
・レーシングABS
・レーシングマフラー
・RECARO製レースシート&SCHROTH製6ポイントフルハーネス
・SPARCO RACING製ステアリング
・KW Racing製減衰・車高調整式サスペンション
・ロールケージ
などが装備されているそうです。
ちなみに性能は以前も書いたとおり210ps/260Nm(+オーバーブースト20Nm)ですが、0-100km/hが6.1秒、100-0km/hが3.1秒31mと申し分ない性能。ドライバー込みの最低重量が1150kgというのも、かなりの軽量化が図られているのがわかります。
ここまでやれば、かなり速いのは想像に難くない。一度乗ってみたいねぇ〜
コメント