MINI COOPER Convertible 正面一昨日は絶好のコンバチ日和!こりゃもう、屋根開けるしかないっしょ。って事で…
 前回の試乗は雨でオープン時の状態を試す事が出来なかったので…もう一度試乗をお願いし乗り回してみました。試乗車は前回と同じくCOOPERです。朝10時、ディーラーについた時点、既に屋根がオープンされた状態で待ち構えております。この姿こそこのクルマの本当の姿…オープンじゃなきゃ意味が無い!なんて思いつつ即スタート。

MINI COOPER Convertible ホイール 前回は舞い上がってたのかあまり気にしなかったのですが、どうも自分のCOOPERよりほんの少しも重ったるい感じがあります。まずコンバチボディの補強の為重量が130kg(だったかな?)位重くなっているのが悪いのか…それでもローギアードされているからまだ大差無く走れるのでしょう。もしこれが初期型と同じギア比であれば…おぉ恐ろしい(w)それに加え、やはりこのいかにも重そうな17インチホイールも動きをスポイルさせている原因かもしれません。具体的な重量はわかりませんが、どうせ乗るなら標準仕様で、という印象ですね。

MINI COOPER Convertible お尻 さて、オープンで乗った印象。やっぱり空を眺めながら運転出来るなんて本当に幸せですね。風切り音もベースのハッチだって凄い位なので着になりません。が、やはり問題なのが巻き込み風。普通に乗る分は問題ありませんが…高速走行はデフレクターが無いと厳しいかもしれません。後部座席に関してはハッキリ言って「某車よりは…マシだけど」と言う感じでした。シートバックが直立している事よりも、腕が当たる内装の部分がカブリオ化の為狭くなったのが気になります。ハッチの場合、ここには小物入れがあり腕も辛うじて置けるスペースが存在するのですが…コンバチは「壁に寄り掛かった状態」になってしまいます。その為箱の中にぶち込まれた感があり…これにずっと乗るのはハッチ以上に厳しいかも、という感じです。

MINI COOPER Convertible Egルーム さて、コンバチに限らずMU版MINIのエンジンルーム内はちょっとした変化が現れました。それは今まで存在していたエンジンマウントが無くなってしまった、というのがあります。Isoyan号はこのエンジンマウントがヘタって来てしまいエンブレ時の首振りが気になって仕方がないのですが…これが無くなったのは何故!?知っている方、いらっしゃいましたら教えて下さい。ちなみにコンバチはエンジンルーム内の目に見える位置に補強が入っています。エンジンルームに限らず下回りを覗いてみても補強が見えます。こういう細かい補強がハッチに負けない剛性を生み出しているのでしょうね。

 結論として…やっぱりいいクルマです。でも確実にファーストカーには「向かない」、むしろ「してはいけない」クルマな気がします。普段使う分にはちょっと面倒臭いクルマだからかもしれません。やはり、「2台目の選択肢」にピッタリなクルマという感じがしました。やっぱり自分はCOOPER S、そして2台目にロータス・エリーゼIIに夢を抱く事にします(w