webCGWebCGの記事より。毎年恒例のJAIA試乗会にてBMW Japan杉本雅則氏がWebCG記者のインタビューに応える映像が公開されています。

新型3シリーズの話がメインのようですが、MINIに関してもしっかりインタビューされています。COOPER SのAT仕様がデビューした件、そしてMINIのMT/CVT比率に関してインタビューされています。前者は既にご存知の方が多数いらっしゃるかと思いますが、後者に関しては意外に知らない方も多いかと思います。

このMT比率に関しては…実際のところCOOPER SがMT仕様しか無い時点での数字。データの詳細が某雑誌に掲載されていたので合わせて記しておきます。
ONE/MT…1%
ONE/CVT…17%
COOPER/MT…5%
COOPER/CVT…60%
COOPER S(MT)…17%
こうやって見てみるとONE/COOPERのMT比率は合算して6%。それに対してCVTは77%を占めています。やはり…結局のところ変速操作が要らないCVTモデルの方が人気があるようです。今回、COOPER SのATが発売された事によりCVT/AT比率はもっと上昇するでしょう。

この比率に関しては某所でよく話題になります。MINI用パーツの適合を出す際にMTとCVTを一緒くたに扱い開発すると様々な諸問題が発生してしまいます。その為MTのみ適合を出すか、それともCVTも適合させるかによって大きな差が生じてしまうそうです。走りに拘る人=MT、街乗りOnlyの人=CVTと考えるべきか、それともMINI全体=走りに拘る人と考えるべきか…その回答は非常に難しいモノだと思いますが、私はCVTに乗っていても走りに拘る人がいるのを知っているので後者の回答を推しています。しかし…やはり結論としてはMT仕様を選ぶ人の方が走りに拘る人の比率が高いのもこれまた事実。MINIパーツを出すメーカーはどこも同じジレンマを抱えているのではないのかな?と思っています。

ちなみに、私はあえてCOOPERのMT仕様を選びました。COOPER Sという選択肢は運転が未熟な自分にはまだ早いと思い没だったので…COOPERのMT。CVTモデルは変速が要らず尚且つ速い事は知っています。でもMTにして正解だったと思っています。今となってはS買っておけば良かったと思っていますが(汗)。やはりMTの方が運転する楽しさ・自分で操っている感があります。それに加え親玉BMWでは貴重な存在であるMTを選べるのであれば…もう選ばないという選択肢はありませんでした。次期MINIの本国仕様には必ずMTが用意されるでしょうが、日本仕様は親玉BMWの方針と同じくCVT(AT?)仕様のみとなったら…とても残念な事だと思います。だからこそ…今購入する方には是非MTモデルをオススメします。特にONEのMT仕様なんか如何でしょうか?通な臭いがプンプン漂っていますよ(w