NEO 10W-30前回交換から既に1万1千キロ経過しているので…そろそろ換えなきゃと思い立ち交換しました。今回は前回入れた0W-5では無く同メーカーの異グレードオイル「ADVANTAGE NEO 10W-30」です。スペックの違うオイルを入れた理由はエンジンが調子悪かったり相性が良くないからでは無く、ただ単に興味本位なだけです(w)とは言え、他メーカーの「10W-30」のオイルに比較ならない程シャバシャバなオイルです。こうやって比べてみると本当にNEOオイルは粘度指数に捉われていないオイルなんだなぁ、と思ってしまいます。ちなみに、前まで入れていた0W-5に比較すると若干粘っこい感じです。交換はいつもお世話になっているreal directionさんで行いました。(※以前まで交換時お世話になっていたCOCKPITあざみ野さんは残念ながら3月で閉店されました。本当にありがとうございました)
排出オイルさて、交換後の感想の前に今まで入れていた0W-5をチェックしてみた結果を公表します。(※生憎カメラを持っていくのを忘れてしまい、携帯のキッタナイ画像しかありませんがご了承下さい。)
トレイに排出したオイルが写っていますが、見て下さい。1万キロ走行したので流石に真っ黒ではあるものの、鉄粉のギラギラは全く見当たりません。また、ドロドロにもなっていません。写真では伝わりませんが、その様子はまるで「溜り醤油かウスターソース」のような感じです。私はかなりエンジンを回す人間で…先日北海道へ帰った際もガンガンに回していました。が、こんなに綺麗な状態で出て来たのには私もビックリした位。

もし、この0W-5が高い耐熱温度性能、高い油膜保持性能が無ければ私のMINIのエンジンはとっくの前に吹っ飛んでいたでしょうし、オイルを排出すれば削り取られたメタルが大量に浮かんでいたでしょう。しかし、これらの症状や状態が皆無で1万1千キロを走り切ったという事実に関してあなたはどう思われますか?

NEO 10W-30前置きが長くなりましたが、交換後の感想を。まず、0W-5に比較するとこちらの方が粘っこい為幾分大人しい印象です。0W-5の場合、踏めばグイグイとエンジン回転が上がっていくのですが、こちらはそこまで過激に加速する感じではありません。どちらかと言うと丁寧に回転が上がっていくという感じでしょうか。高回転域に入った時の伸びは0W-5の方が元気が良いですが、10W-30の方は低回転から「じっくり」回ってくれます。
0W-5の特性を完全に生かせる場面(=高回転域を多用する場面)と言ったらサーキットかワインディングがメインになるでしょうが、それに比較して10W-30の特性を完全に生かせるのはズバリ『街乗り』でしょう。普通に乗る分ならこちらの10W-30の方が価格が安いのでオススメです。

でも…本音を言えば一度0W-5の性能を経験している私にとって10W-30の性能はちょっと物足りなかったり(汗)あの高回転域の伸びといったら…そりゃもう…(*´д`*)ハァハァもんですから(w
ちなみに蛇足ですが、rdさんでは当Blogのオイル記事を見て0W-5を購入された方、そしてNEOオイルファンになられた方が多数いらっしゃると伺いました。私のヘタクソなレポートで支持・検討された方に感謝します。欲を言えば…是非感想をお聞かせ下さるとありがたいです。

NEO KEEP COOLちなみにもうひとつ、クーラント(冷却水)に添加剤「NEO KEEP COOL」を入れました。このKEEP COOLはCOOPER Sのように熱に弱点がある車種には大変有効だそうです。私の場合、COOPERの為目立った効果はありませんが、これからの季節の為に今から準備しました。でも…こんな液体で水温が下がるというのはとても不思議ですね。。。

次回はミッションオイルとブレーキフルードを交換します。