本国では既に昨年から発売されているMINI Countrymanの日本仕様、MINI Crossoverが正式に発売開始されました。まずはいつものよーにプレスリリースから。
MINIの全く新しいモデル、MINI Crossover (ミニ・クロスオーバー) 発表
MINIブランド4番目のモデル
MINIとして初めて4枚ドアを採用
MINIとして初めて四輪駆動をオプションとして設定
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長:ローランド・クルーガー)は同社の扱うブランドMINIのラインナップに新たに加わるモデル「MINI Crossover (ミニ・クロスオーバー)」の販売を本日より全国のMINI正規ディーラーにて開始することを発表した。MINI Crossoverは、MINIとしては初めて4枚のドアを採用したモデルで、さらにMINIとして初めて四輪駆動システムを搭載した車種が選択できる全く新しいモデルである。尚、このモデルに用意される8つの車種のうち、5車種がエコカー減税対象モデルとなる。
● MINI Crossoverの特徴
MINI(ハッチバック)、MINI Convertible(ミニ・コンバーチブル)、MINI Clubman(ミニ・クラブマン)に続いて、MINIファミリーに加わる4番目のモデルであるMINI Crossoverは、MINIとしては初めて4枚のドアを採用したモデルである。さらにMINIのなかでは最も大きなボディを持ち、室内空間をさまざまな用途に活用できる自由度に優れたモデルである。シート・ポジションがMINIのハッチバック・モデルよりも高い位置に設定されているため、視認性が向上し、見切りが良くなる為、走行上の安心感も向上している。さらに、MINIとして初めて四輪駆動システム「MINI ALL4」を搭載したモデルが選択可能で、あらゆる条件下にてエキサイティングな走りを求めるドライバーにとって、魅力的なモデルである。
● 革新的なコンセプトと伝統的なMINIのデザイン要素
MINI Crossoverは、MINI の典型的なデザインを受け継ぎながら、自らの持つ独自のキャラクターを目に見える形として表現している。六角形のラジエター・グリル、エンジン・フードの左右に配置された大きなヘッドライト、サイド・ターン・インジケーター周り、大きく膨らんだホイール・アーチなど、MINIのデザインのアイコンは残しながらも、これまでよりもウィンドウを大きく設計し、4 枚のドアを備え、さらにルーフを独特の形状にデザインしたことによって、室内がさらに広くなっている。また、ボディ下部を取り囲むワイドなフレームと、パワフルに張り出したホイール・アーチは、このモデルの強靭なキャラクターと四輪駆動システムの存在を色濃く表現しており、まったく新しい革新的なモデルでありながら、ひと目でMINI とわかる一台である。
● MINIブランドとして初の四輪駆動システム「 MINI ALL4 」
MINI Cooper S Crossoverには、MINIブランドとしては初めてフルタイム四輪駆動システム「MINI ALL4」を搭載したモデルが用意される。このシステムは、ファイナル・ドライブに直接取り付けられた電子制御油圧式ディファレンシャルによって、前後アクスルの駆動力配分を無段階に制御するものである。この四輪駆動システム「MINI ALL 4」は、走行状況に応じて前:100%、後:0%の状態から前: 0%、後:100%の状態まで駆動力を配分することが可能で、様々な状況でMINI特有の俊敏なハンドリングと、エキサイティングな走行性能を楽しむことができる。
● 大人4人が快適に乗車できる使い勝手のいい室内空間
MINI Crossoverには、独立した4つのシートが標準装備され、オプションとして後席3人掛けのベンチシートが用意される。フット・スペース、ヘッド・クリアランス、ショルダー・スペースを広く設計した室内は、長距離ドライブでも快適に過ごすことができ、さらにリア・シートは、それぞれ前後位置とバックレストの角度を個別に調節することができる。また、バックレストを完全に折り畳むと、ラゲッジ・コンパートメント容量は通常の350リッターから1,170リッターに広げることが可能である。
● 室内アレンジの幅を広げるユニークな装備「MINIセンター・レール」
MINI Crossoverには、従来のセンター・コンソールに代わって室内を前後に伸びる「MINIセンター・レール」が採用される。MINI センター・レールは、他に例のない画期的な装備品であり、小物入れやカップ・ホルダー、外部オーディオ機器、携帯電話等必要な物を必要な数だけ適切な場所に置くための全く新たなコンセプトを持つ機能である。
● 5つのエコカー減税対象車種
MINI Crossoverにおいても、燃費やCO2排出量を抑えながらも、走行性能を高めようとする、MINIMALISM(ミニマリズム)のコンセプトを具現化した技術が反映されている。BMW Groupのバルブトロニックは全モデルに搭載されており、さらにツインスクロール・ターボを搭載したMINI Cooper S CrossoverおよびMINI Cooper S Crossover ALL4には直噴技術が採用され、効率性とさらに高い走行性能を実現している。また、ブレーキ・エネルギー回生システムやエンジン・スタートストップ機能が一部の車両に採用されており、さらに高い効率性を実現した。これによりMINI Crossoverに用意される8車種のうち、5車種がエコカー減税対象モデルとなる。
● 卓越した安全性:EURO NCAPにおいて5つ星を獲得
MINI Crossover のボディ構造には非常に大きな強度を持たせているため、セグメントの中でも傑出した衝突安全性能を備えている。万が一の衝突の際に最大限の安全性を提供するために設計されたボディ構造は、衝突時の負荷を分散させるように設計されており、最高水準のパッシブ・セーフティを実現する。さらにすべてのモデルに6つのエア・バッグ、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)が標準装備されている。高い安全性を保証するMINI Crossoverは最新のユーロNCAP衝突安全試験で5つ星を獲得した。
● 日本の駐車場事情に適合したボディ・サイズ
MINIのハッチバックモデルよりも120mm高いボディ全高は、日本の一般的な機械式駐車場に駐車できる大きさに調整されている。欧州仕様では1,561mmに設定される全高だが、日本の特殊な駐車場事情に合わせ11mmほど全高を下げ、1,550mmとしている。これは、ルーフに設置されるアンテナのマウントの形状を日本専用に開発したことで実現したものである。
ずいぶんお待ちンス。ホントに待った。エコカー補助金云々があったからこれだけ遅れた説が濃厚で色々とガッカリさせられたけど、待ってました!でも、実際の気持ち的には『うーん。』って感じだったり。価格はおおむね予想どおりだけど、やっぱり高く感じちゃうなぁ。そして名前はやっぱり結局『クロスオーバー』なのか。。。
日本に上陸させるに当たり、立体駐車場に入るサイズに修正してきたのは良心的なポイント。事前情報ではサスの仕立てを変えて車高を下げるという話もあったんだけど、アンテナベースを低くすることで対処したようで。思えばR56もそうだけど、あのでっかいベースの中には何が入ってるんだろ?携帯電話のアンテナ内蔵とか?
それはさておき、個人的には雪国で本格的にクルマに乗る機会が増えただけに、4駆性能がどんなもんかが非常に気になっています。車高が低くホイールベースが長いMINIはどーしても他のコンパクトカーに比べてスタックしやすい気が。実際、新雪を走行するときはかなりマズい。それに、市内中心部はまるでスケートリンクみたいに磨かれた路面になっちゃうし。そこで4駆がありがたくなるわけだけど、ALL4の実力は如何に。
先日、福袋を買いに行った際に聞くと『近々試乗車が入って来る予定』とのことでしたので…COOPER S ALL4の試乗車が用意されることを期待。きっと入れるだろ、北海道なんだしw