AUTOCARの最新号(2006年10月号)に新型MINIの試乗記事と、プレス写真が大きく掲載されています。
早速購入した訳ですが、記事をしっかり読んでいると…気になる記述。どうやらPSAグループと共同開発されたエンジンはCOOPER Sのみに搭載で、COOPERと後に出てくる新型MINIコンバチは、現行MINIに搭載されているクライスラーとBMWの共同開発エンジン『ペンタゴン』ユニットに、BMWのバルブトロニックが組み合わされた大幅改良エンジンが採用とのこと!
エー!!!
マジで?そーなの??そーだったの???
まさか…と思い日本語版プレスリリースを読み返してみたのですが、確かに『2種類の新型エンジン』と記述されている。。。でも、どちらのエンジンに関しても『どこと共同開発』とは記述されていない。うーん、微妙な言い回しだなぁ!ともかくそれが事実とするならば、新型MINIのCOOPER/COOPER Sの差別化は思った以上に大きいのかもしれません。
それと同時に、先日開催されたプレス向け試乗会の模様も掲載されています。記事では現行モデルとの相違を細かく説明されており、現行オーナーが読むと嫌でも期待させられるよーな内容w特に『速さ』と『乗り心地』に関してはかなり特筆されています。電動式になったパワステに関しては『人によって好き嫌いが分かれる』と気になる記述ですが。また、現行モデルでは多数のクレームがあった室内の低級なビビリ音に関しては、新型MINIでは徹底的な対策が行われていると記載されています。たしかにあのサッパリノッペリしたインテリアなら…音出ないよなw
今のところ、現行オーナーには『コストダウン』『代わり映えしなさ過ぎ』『改悪』『現行の方が全然良い』とあまり評価されていない新型MINIですが、私自身はこの記事を読んでかなり期待が増しました。まぁ、冷静に考えれば利益を出すためにコストを下げるのは企業として当然の話だし、キープコンセプトに関しても現行が馬鹿みたいに売れているからこれまた当然だし、フロント周りがずんぐりしているのは歩行者保護の観点上またこれも当然の流れと考えるべき。むしろ、本当の評価を出すのは実車を見て、触って、乗ってみてからじゃないとね。
嗚呼気になるなぁ。予想以上に良さそうだなぁ。…今から頭金ぐらいは貯めようかしら?(無理w)ちなみに記事中に日本発売日予想が記されていましたが、現行モデルと同じく、やはり来年の3月2日とあります。やっぱりその日になるんだろうなぁ。3(ミ)/2(ニ)の日だし。
続いてはMAGAZINE Xより。
こちらは試乗記もオフィシャルフォト掲載もなく、小さなはみ出し記事だけ…と思っていたら、なんとビックリ、新型MINIの日本国内テストの写真が!しかも…ものすごい状態で走っているじゃない!やるなBMWチーム、というより、ちゃんと法令守れよw(何がものすごいのかは、ご自分でご確認ください)
それにしても、日本国内でもちゃーんとテストをしているんですね。知りませんでした。そんな話聞いたこと無かったし。まさか幕張の本社で一日ジーッと待ってたら見られるのかなぁ?なんて思ったり。興味のある方はどーぞ。