昨日、某所で『捨てるつもりだった』というCOOPER S標準のシートを貰って来ました。
どうやら、オーナーさんは社外バケットシートを購入されたそうで、元々装着されていた標準シートは邪魔になるだけだから捨ててくれ、とのことだったそーです。(私を含め)普通のお方なら『外したヤツは少しでも金にするのにヤ○オク出品!』となるんでしょーが…太っ腹ですねぇ。そういう方がいたお陰で、My MINIの運転席シートは購入時のようなハリのある状態にすることができた訳で。貧乏チューニング全開ですw
さてさて、シートの交換ですが…手順は至って簡単。シートエアバッグが誤展開しないように安全の為バッテリー端子を外します。それからはシートを前後に動かしてシートレールを固定している4本のボルト(ヘックス・40)を外すだけ。後は、エアバッグ・シートベルトアンカー等のコネクタを外して終了。これでもう、運転席側はただの床になります。(上記写真がその様子)
で、新しいシートをつけるだけなのですが…ここで予期せぬ事態発生。新しいシートを取り付けようと思ったところ、シート側のコネクタがひとつしか無いことに気がつく。おっかしいなぁ〜と思い考えてみると、新しいシート側にはシートベルトアンカーが着いていませんでした。気がつけばMINIはシートにシートベルトアンカーが付属する形になっていたのです。(他のクルマもそう?)
で、元のシートにくっついていたアンカーを外し、新しいシートに取り付け、配線を回せばOK。その後は取り外した時とは逆の手順でシートを取り付けます。シート交換は生まれて初めて行った私の総作業時間は約1時間ほどでした。
…既にピンと来た方もいらっしゃるかと思いますが、COOPER Sの標準シートの色組み合わせはシルバー×黒、そしてCOOPERの標準シートは変な柄×黒。すなわち運転席シートだけ違うので変に目立っています。形状は一緒なのにねぇ(汗)助手席シートも交換すればこういう事態にはならなかったんでしょうけど、今回貰えたのは運転席側シートだけ。残念ッ!
シートカバーが欲しくなりましたが、これはあくまでバケットシートを買うまでの中継ぎのつもりで貰ってきたので我慢することにします。嗚呼、早く疲れないバケットシートが欲しいなぁ〜。
シート交換後、少しだけ運転してみましたが…やっぱり元のシートはかなりアンコが痩せていたようで座り心地が全然違います。特に座面と腰の部分の感触が違います。『そうか、買った時にはこんな感じだったのかぁ〜』と思い、それまで耐久度が高いと思っていた欧州車のシートは実はそうでもなかったということを再確認。過剰な期待は宜しくないですね。。。