
前回の続き
で、
成り行き任せでそのままMINI、ましてやトップグレードのJCWをチョイスするのはなんだかなぁ〜と思ったもので、何台か見て触って聞いて乗り回してきました。って言いつつ、実際にはもう腹決まってるわけだけど。
体のいい冷やかしですね。。。


比較候補1:Peugeot 208 GTi by PEUGEOT SPORT
前出のとおり、最近乗り回しているDS3の兄弟…ではないが、ほぼ似たようなデキの1台。ただしそれはフツーの208のお話。この208 GTiの『by PS』モデルは何が違うかと言うと、
・左ハンドル仕様(208シリーズで唯一)
・ホイール、ブレーキ、足回り+トルセンLSDがやる気仕様
・本気になれば『クープ・フランシュ』という珍妙な色チョイス可能
いわば、あちらのメーカーさんのJCWモデルですね。
そういえば。以前(えらい昔)に206RCという超ホットな奴がいて、アレ乗った時はホントに感動したどころか本気で欲しくなってしまい。金ねーのに、あれこれと脳内シミュを繰り返し尽くしましたが、結局買わずに終了ということを思い出す。で、今回は結論から言えば、
スゲー欲しいと思った!
というか今回『も』ですね。。。

エンジン自体は例のBMWとPSA共同開発のプリンスエンジンから発展したやつ。BMWのほうは既に新世代エンジンに切り替わっておりますが、こちらはまだ現役。と言えどもハイパフォーマンスモデルのみ残っている状態で、素の208や前出のDS3のロースペック版はPSAが開発した新世代1.2L 3気筒ターボエンジンになっております。これがまたぶん回すと楽しいエンジンだこと!燃費性能は世の中の現状レベルよりは劣りますが、まぁそんなこと気にするためのクルマじゃないしね。

それに加えて感動的だった部分といえば、運転環境。以前からPSAの小型車ではずーっと言われている『右H化によるペダルレイアウト問題』は当然のことながら左H仕様なら何も問題なし。参考までに、右Hの素208のMT車(ちなみにディーラー試乗車。すげーの用意してるな 笑)にも乗ってみましたが、そちらは案の定ダメだった。クラッチ踏む行為自体が苦痛で仕方ない。
足回りはややハードですが18インチの割に荒くなく、とても性能よし。ブレーキも非常に良い出来。

比較候補2:ABARTH 595 COMPETIZIONE
これまたずいぶん前にFIAT 500も当Blogで散々ネタにしましたが、結局欲しいと思えず終了。で、あれから結構経ちましたが、その間にAbarthさんがやって来て、多数の限定車含めてラインナップも充実…?
で、改めて整理すると、
500(素)
595 TURISMO(豪華)
595 COMPETIZIONE(本気)
695 BIPOSTO(狂気の沙汰、または金持ちの道楽)
の4種類があり。それぞれエンジンの仕様が異なるだけでなく、足回りやブレーキ、シートの形状が異なる他、695はもはやレースベース車のようなヤツで、当然街乗りには適していませんし、価格が。


で、JCWに並ぶとするならCOMPETIZIONEだろ!と思い試乗。
エンジンは180馬力の1.4Lターボエンジンで、ミッションは5速MT。車重が1,120kgしかないので、エンジンはそこまでパワフルではなくとも、絶対的なパフォーマンスはかなり高い。それに加えて、各所に名高いパーツメーカーのパーツが奢られているのも特徴。足回りはKONI、ブレーキはBrembo、シートはSabertといった具合。わかりやすくわかりやすいです 笑
そういえば、以前えらい昔に乗ったFIAT 500(ふつーのほう)はとても『ほのぼの』していて雰囲気あるなぁと思いましたが…当たり前にこちらは相当やる気な1台でした。が、結果から言うと購入対象外かなぁというオチで。と、いうのも、

右H車の場合、クラッチペダルの位置がおかしい
というよりペダルレイアウト自体がムリ(※写真は左Hの2ペダル仕様)
というのはイタフラ車全般に言えることで、前出の208GTi PSは試乗車が左Hだったこともあり気になりませんでしたが、こちらはそうもいかず、クラッチ踏むつもりがブレーキも踏んでしまう等、乗り方には一定のクセが要求される1台。速いし、室内の感じも以前に比べてチープ感が減った印象ですが、208ほど買う気にはなれず終了、というところでした。左H仕様も選べるので、そちらにすれば?とも思いますが。。。
あ、もうオチはいつものとおりです。というか文頭にあるとおりで、
一寸『ホントに欲しい!』と思いましたが、
今回『も』やっぱりMINIにすることにしました。
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