VW Scirocco

MINI Clubmanが出てから…ワゴン風に使える3ドアハッチバック車が気になる。2ドアクーペじゃやりすぎだけど、実用に徹した5ドアハッチバックもちょっとなぁ…と思うと、適当な落としどころってやっぱりこの辺になるのかなぁと思うんですよね。ってことで(?)欧州車祭・ジュネーブショー出品車、VW Sciroccoの紹介です。シロッコという名前は、かつてVWに存在したクーペ車のモノを復活させたものだそうですが、私は知りませんw

2006年に発表されたIROCコンセプトの時はドハデなグリーンの車体に何かの動物かと思わせる馬鹿デカいシングルフレームのグリルが目立っていましたが、市販版はずいぶん端正な顔つきで出てきました。それでも、低く構えてワイドなスタイルは変わらぬまま。これ…かっこいいかもしれない。実際、サイズは全長4,260/全幅1,810/全高1,400mmとなっていて、全長こそGolfとほぼ同じですが、かなりワイドで低いスタイルが想像いただけるかと。個人的には、ボンネットに貼られているVWエンブレム以外はすごくかっこいいなぁと思いますが。どうせ貼るならビートルと同じ青の装飾してるタイプの方がよかったなぁ。それか、あえて貼らないとか。自分なら剥がすかな。

VW Scirocco

リアはこんな感じ。パッと見普通のハッチバック車だけど、目をこらして見てみたら、実用性に徹したクルマでもないんだなぁと思わせるスタイル。これは…まさにエアロデッキだよね。大きく低く開かないテールゲートなんかまさにソレ。そこがまたイイ。基本的なデザインテイストはGolfと共通性を感じさせますが、それもそのはず、次期Golfはこれと似たスタイルになっているらしいです。中身は既に次期Golfに用いられるコンポーネンツが使用されており、搭載されるエンジンも、次期Golfに搭載されるものなんだろーなーというラインナップ。下から122馬力TSI(シングルチャージャー?)・1.4L 160馬力TSI・2L 200馬力TSI・140馬力TDIの4種。このうち、最新の160馬力TSIモデルには新開発の7速DSGが採用されるようです。200馬力TSIとTDIモデルは6速DSG搭載の模様。一番下のモデルは普遍的なMTが搭載されるんでしょうかね。

VW Scirocco

VW Scirocco

一方の内装はこんな感じ。造形はいつもの感じ…と一緒ですが、VWらしいといえばまさにそうなんですよね。それよりも注目が行くのが、VW車とは思えないしゃれたシート。タン色が質実剛健の室内にすごく映えてますね。リアシートに至っては、もはやハッチバック車とは言わせないぞ!と言わんばかりの独立2座のシートが!これはイイ。常々、ハッチバック車の後部座席は前列に比べてイマイチなのが多いので…こういうのは非常に新鮮。今まで無かった訳ではないんだけど。ただ、後部座席部の窓は小さいので…狭く感じてしまうかも。そんなところはクーペなんだねコレ。荷物の積載能力に関してはちゃんとハッチバックしてて、通常時で292L、後部座席倒して755L。かなり使えるほうですかね。

価格に関しては、ドイツ本国で21,750ユーロ(邦貨換算約342万円)からスタートの模様。最廉価モデルでこの価格だと…日本に入ってくる仕様は400万円オーバーか?Golfより若干高いところでしょうかね。Clubmanもそうだけど、すごく気になる1台です。