Honda FR-V

ホンダヲタネタ。新型車でもないのにこのクルマをネタにするのはどーか?って話ですが…。今回のネタは2004年にデビューしたホンダ・エディックスです。何でこのタイミングでコレ?と思われてもおかしくありませんが、たまたま特別仕様車が出たからネタにしたまでです。

このクルマの特徴は、全長は旧型(EU型)シビックハッチバックぐらいしかないのに全幅が1,795mmの堂々3ナンバーサイズということ。なぜ『短く・広く』なっているのかというと…3席・2列という独特のシート配列だから。フロントベンチシートのクルマは数多くあれど、独立した3席が1列に並ぶ日本車はこれぐらいでしょうか。

同じコンセプトのクルマといえば、かつて日産から発売されていたティーノ、そして一番有名なFiat Multiplaがあります。Multiplaといえば…イタ車好きじゃなくともクルマファンには有名なクルマですね。エディックスがデビューした時は『ホンダは何故ココに殴り込みしたんだ?』と驚いたもんですが、この手のクルマの良さを知っての殴り込みでしょうから、よくやったもんだと思ったぐらい。

中身は旧型シビック・ストリームに準じていて、1.7L/2L/2.4Lエンジン(※MCで1.7廃止&2.4追加)が搭載されています。と、いうよりほとんどがシビック・ストリーム系で出来ているので…ま、乗り味や性能は今どきのクルマとしては『凡庸』だと思われますが。。。外観は近年のホンダ車の中では欧州寄りのデザインが施されているよーな気がして、個人的には結構好き。

Honda FR-V

と、いうより…やっぱり3席2列シートというコンセプトが好きです。横に3人並べられるってすんごく魅力。3人分の横幅だから、2名乗車時は広々だし、真ん中に1人座ったらワイワイ楽しいだろうし!夫婦で1児の子がいたら最高だろーね!…でも私はあいにく結婚もしてなきゃ子供もいないので…前列に3人乗る機会なんて絶対にない訳だけど。でもそれを差し引いたとしても、無駄にひょろ長くて・3列目なんてホントに後部衝突時の安全性考えられてんのかわからんクソ3列ミニバン乗るぐらいだったら、これ買った方がよっぽどマシと思う訳です。しかもヨーロッパが主市場なクルマなだけあって、何気に全席にちゃんとしたヘッドレストや3点式シートベルトが用意されていたりするところもイイ。ま、あくまで『どーしてもミニバン買うなら回避チョイス』なんだけど。

話を冒頭の『特別仕様車』まで戻す。発売から3年が経過し、前出のエンジン変更のビックMCが行われたこのクルマ、馬鹿でかいミニバンがもてはやされる日本では案の定『全然売れないクルマ』な訳で…。で、今回。たまたま特別仕様車デビューの報を聞き、久々にHondaのEdix情報ページをチェックしてみた。そしたら…驚くことに…設定外板色がわずか4色まで減らされてるじゃあありませんか!Hondaの常として、売れないクルマ・モデル末期のクルマはカラー数を徹底的に減らすのは今までもよくあった話なんですが、たった4色って。。。デビュー時に用意されていた綺麗な水色が、冴えた青色が、渋いグレーが…無くなってる。残ったのは白・黒・銀・赤だけ。ひでぇ。内装色も明るいオレンジ色の内装色が無くなって、地味で暗いブラック色に。なんだこれ。

先日、ふと読んだクルマ雑誌に『ホンダの"一歩早すぎた"迷走例』としてエディックスが紹介されていた。残念ながら、日本国内ではこのクルマの良さを理解出来る人間が少ないようで。今後、自分が結婚して1児のパパになり、MINIがダメなら…ワゴン車が壊滅状態の日本車の中では是非ともコレ選びたかったんだけど…。たぶんこんな様子じゃ2代目出ないだろーなぁ。いろんな意味で残念な1台です。ちなみに、同じよーな境遇のホンダ車には『アヴァンシア』があります。高級ワゴンというコンセプトが大失敗、さっぱり売れずフェードアウト。その後にアヴァンシアのコンセプトを丸々パクったOpel Signumがデビュー。…あ、そーいやOpelも国内から消えたんだったなw

#こんな国内事情に対し、輸出仕様(Honda FR-V)はスゴイ。やっぱりこのクルマはヨーロッパでは理解されてるようで、色はたくさん用意されているし、内装は本革シート仕様もアリ、さらにはMT仕様や2.2Lディーゼル仕様までもがある。気合いの入れ方が違う。是非ともクリーンディーゼル・MT・本革仕様を国内で売ってくれねぇかなぁ〜!どーせ日本で作ってるんだし!