SHURE SE210-K-J

長らく愛用してきたShure E3c。イヤフォンノズル部分が何度も破損する不具合に悩まされ続けましたが、今度はイヤフォンジャック部分が内部断線しかけているのか、音楽を聴いていると常にブチブチと途切れる症状が。まだ保証期間内なんですが、いい加減イライラが止まらないので…結局新しいのを購入しました。

今回購入したのは同じくShureのSE210。…品質面に疑問が残るShureをまた購入することはちょっとだけ抵抗ありましたが、でもShureの音って結構好きなんです。購入先の秋葉原ヨドバシで各メーカーのイヤフォンを試聴し、価格とのバランスが良いものを選んだらこれになってしまいましたw本当はワンランク上のSE310が欲しかったんですが、さすがにそこまで出せる余裕はなかった。。。いや、買おうと思えば買えたけど、iPodごときにそんなに出す価値ないしね。

SE210はE3cの後継となるイヤフォン。価格がほぼ一緒の19,800円。異なるのは、E3cがプロ向けモニタリングイヤフォンの性格だったのが、SE210はコンシューマのデジタルオーディオ向けイヤフォンというところでしょうか。ケーブルの造りひとつ見ても、前者はどこを見ても華奢ですが、後者は全体的にシッカリとした造りになっています。また、大きく異なるのがケーブルの長さ。E3cは160cmあるのが、SE210では45cmに短縮。ちょうど耳からY字でぶら下げると胸のあたりで終わる長さです。おそらくはリモコン使用を考慮に入れた長さなんでしょう。私はリモコンは使用しませんので、付属の91cm延長コードを使用しています。

さて、肝心の音チェック。新品イヤフォン購入時の恒例『48時間ぶっ通し!iTunesパーティシャッフル祭』後の印象ですが、基本的にはE3cの音と大差ありません。ですからE3cで音楽を初めて聞いたときほどの感動はなかったんですが、細かいところでは低音域が「やや」増強されたかな?全体域が「やや」まろやかになったかな?ってレベルです。
前者に関してはiPodで使用する限りさほど大差ない(というか…EQで調整しないと低音が全く冴えない)んですが、低音からシッカリ出る再生ソース(私の場合はBOSEスピーカーのイヤフォンジャック)で聞くと…それなりに出ます。全体域がまろやかなのは新品時からの傾向で、良く言えば「聞きやすい」、悪く言えば「ぬるい」といったところか。まぁこれは、E3cは完全に「原音を忠実に聞かせる」タイプだっただけに、時には聞き疲れる場面もありましたから、まろやかなSE210は聞きやすいとも言えます。そういう意味でもコンシューマ向け。

と、ここまでイヤフォン本体の話でしたが、それよりも書きたいのは付属しているイヤフォンパッドのことです。SEシリーズから新たに用意された「ソフト・フォーム・イヤパッド」が非常に良いんです!黒いウレタン製のそれは、以前の黄色い「フォーム・イヤパッド」の後継だそうですが…とても後継と思えない良さ!柔らかいのに弾力性が高いので、耳に入れやすいし付け心地も良好、遮音性もなかなか。しかも黄色いやつは汚れが目立ちやすかったけど、こちらは黒なのであまり目立たない。

今までは白いトリプルフランジを愛用していましたが、これからはソフトフォームの方を使用したいと思います。それぐらい出来がいいです。SEだけでなく、E2を除くEシリーズでも使用できるみたいですので試してみる価値はあるかと。