200412261808.jpg皆さんはこのPCをご存じでしょうか?

PC-9821と聞いて昔を懐かしむ方は多数いらっしゃるかと思いますが、私もPC-98からPC人生が始まった人間だったりします。と、いってもその経験は浅くPC-9821Ce2→Ap2→Cx3→そしてCr13というレベルですけれども…(汗)本当は当時、98MateXシリーズあたり欲しかったのですが当時の私の財力では到底買える代物ではありませんでした。今でこそPCは10万円も払えば余裕で良い品が買える時代になりましたが…当時はハイエンドマシン40万円超なんかザラでしたね。

さて、現在私の机の上には「PC-9821 Cr13」というマシンが激しく邪魔臭く陣取っています。型番ではシックリ来ない方もいらっしゃると思うので愛称で呼んでみると「98MULTI CanBe」の異端モデル、通称「黒いミシン-CanBe Jam」です。液晶ディスプレイを用いたこの手の省スペースデスクトップは今や珍しい存在ではありませんが…これが出た当時は衝撃を受けたのを覚えています。

この「黒いミシン」、実は当時を考えると恐ろしく「時代を先取りし過ぎ」なスペックを有しています。まず、CPUは当時最速だったPentium 133MHz、CDドライブはナカミチの4連装4倍速CD-ROMドライブ、850MBのHDD、TVチューナー、14,400bpsモデム、そして…640x480フルカラー液晶!!さらに売り文句は「どこでも気ままにキャンビーする」…そうです、本体上部にはまさにミシンのような取っ手がついていて「デスクトップとノートのイイトコ取り」的マシンでした。

…しかし当時、こんな馬鹿なコンセプト時代を先取りし過ぎたコンセプトは市場で受けられる訳が無く、騙されて「家中どこでもPC出来る!」と理想を求めて買った人も現実は13kgの重さに普通のデスクトップPCと同じ扱いになってしまった、というケースが多かったようです(爆)しかも他のPC-98に比較すると偉い分解が難しいモデルでコアユーザには厄介モノ扱い(禿爆)今でこそ省スペースPCはノートPC用部品を使用して造られているのに…何故このマシンは液晶以外デスクトップの部品を使ったんでしょうね…?

さてさて、何故今更PC-98を動かしているのかというと…これと言って意味は無くただ単に懐かしさに浸りたかっただけでして(w)っていうのは半分冗談で、たまたま先日京都の大旦那氏とメッセンジャーでPC-98ネタで盛り上がり触発されたという理由もあります。(色んな意味で)現代では考えられないあまりの重さに時代の流れを感じてしまいます。でもTVチューナー搭載なので…今流行りの「液晶TV」として第2の人生を全う出来るかもしれません。ってうち、そういえば既にVAIOとAQUOSがありました…。