阿寒の鹿今にも鹿が飛び出して来そうな道を走りながら…着いたのは「阿寒湖」でした。(※14日に行って来ました)

阿寒横断道路1阿寒横断道路2前回に引き続き道東観光案内。今回は阿寒をご紹介します。
「阿寒湖」という名前、一度は耳にした事があるかと思います。日本で唯一「まりも」が生息する湖がこの阿寒湖です。阿寒湖の周りは阿寒国立公園として国の保護を受けている地域。その為人の手による開発がほぼ無く、阿寒湖畔にある温泉街は大自然に囲まれた中にある温泉街だったりします。

その阿寒国立公園を通る国道が↑上の写真にある阿寒横断道路です。この道、夏場は観光バスやレンタカーで賑わう道なのですが、交通(流通)の要所です。釧路・根室地方から十勝帯広へ繋がるルートは多数存在しますが、この阿寒横断道路を使用すると比較的短時間で行く事が出来ます。が、前出のように阿寒国立公園内を通るルートの為、それ程綺麗に整備されている道とは言えません(汗)クネクネ曲がったルートのまま。関東によくある整備された峠道とはまるで無縁。片側1車線の道をひたすら走ります。

アイヌコタン1元々、北海道はアイヌ民族が暮らす地でした。元々アイヌ民族は狩猟・採集・漁撈生活を行い、自然を改造・破壊・汚染する事無く自然と共存しながら生活していた民族でした。が、北海道開拓として日本人がやって来ると、その生活は大きく様変わりしてしまったのです。が、このような観光地にはアイヌ民族の方が代々継承して来たお祭りや文化を見学・体験出来る場所があります。

阿寒湖にも「アイヌコタン」という場所があります。ココではアイヌ文化に気軽に触れる事が出来ます。冬場はオフシーズンの為あまり活気はありませんが、夏場に関しては多数の観光客が訪れます。それに合わせて、アイヌのお祭りが開催されたり、アイヌ舞踊・音楽を体験する事も可能です。




アイヌコタン2アイヌコタン3
アイヌコタン4アイヌコタン5アイヌコタン6


さて、夏の阿寒湖は遊覧船が出ていたりするのですが…残念ながら先程も申したように今はオフシーズン。旅館やホテルは営業していますが、冬の阿寒はそれ程見るモノはありません(汗)近隣のスキー場でのスキースノボや凍った湖面上でウィンタースポーツやワカサギ釣りが楽しめる程度かも。しかし、冬ならではの絶対外せないモノが阿寒にはあるのです。

阿寒丹頂の里1阿寒丹頂の里2それは…丹頂鶴。丹頂と言えば旧千円札の裏側に描かれていたあの鳥です。白い体に赤い頭。一時は絶滅の危機を迎えていた丹頂鶴も冬の越冬地域である阿寒町や鶴居町近辺での積極的な保護活動によりその生息数は徐々にではあるものの増加しているそうです。

その丹頂鶴を目の前で見る事が出来るのが「道の駅・阿寒丹頂の里」とその隣にある「阿寒国際ツルセンター」です。この阿寒国際ツルセンターでは丹頂に関しての展示だけでは無く、飼育繁殖も行っています。また、裏にある広い餌付けスペースでは毎日ゴハン時になると数百羽の丹頂鶴が飛来します。私が行った際には既に閉館間際だったのですが…丁度丹頂鶴の夕食にあたる時間だったので多数の丹頂鶴を見る事が出来ました。

丹頂1丹頂2丹頂3丹頂4


↑このように、常時多数の丹頂鶴が飛来し休息・越冬しています。この姿を見る事が出来るのは冬の時期だけ。夏にはこの鶴達はロシア・シベリアに飛来してしまうので見る事が出来ません。そう考えると、冬の北海道も捨てたもんじゃありません。先日紹介したシマフクロウもそうですが、絶滅危惧種を見る事が出来る北海道はとても素晴らしい地域だなぁ、とつくづく思ってしまいます。寒い期間ではありますが、その寒さを我慢しても見る価値があるもの、まだまだあります。次回は流氷を紹介しようかと。

■関連サイト
阿寒アイヌ工芸協同組合←アイヌコタンのサイト
阿寒観光協会〜ようこそ「マリモ」のふるさと、阿寒へ!
阿寒国際ツルセンター