ACV30

先日書いたMG Rover破綻のニュース…何と最悪の方向へ進んでしまいました。Response.にも掲載されていますが、MG Roverは解体されブランドが消滅するという最悪の結末を迎えてしまいました。

どこのニュースサイトにも書かれていますが、MG Roverを含めたイギリス系自動車メーカーは日本車に比較すると生産効率も悪く、更に顧客の好みやトレンドに沿ったクルマ作りをして来なかったのがダメだと言われています。確かに日本のメーカー、特にトヨタのカンバン方式なんかは生産効率が高くコストも削れるという利点があります。(その分のしわ寄せは下請け/孫請けメーカーに来てるのもまた問題ではありますが…)しかし、トヨタのクルマとMG Roverのクルマを並べた時にどちらが魅力的かと聞かれれば、私は「MG Rover」と答えるでしょう。MG Roverのクルマは古臭いし今風じゃないしダサいですが…内装や外装に漂う「伝統」は日本車には成しえないモノがあります。

コストを削った魅力の無いクルマより、古い伝統に沿って作られてきた格式のあるクルマの方がウケるというのはイギリス車に限らず日本車だって同様だと思うのですが。もしそれが「間違い」というのであれば、何故トヨタのクラウンがずっと売れ続けているのか。それは「いつかはクラウン」という言葉があるように、「クラウン』という車名に伝統があるからだと思います。

世間で「クルマ」というモノが「タダの移動手段・道具に過ぎない」という見方が増えてきたんだなぁと思うと、この先少量生産メーカーやニッチなクルマを売っているメーカーが徐々に淘汰され、いつかはMG Roverのように消滅てしまうのではないかと心配しています。もしそうなってしまったら…。。。